マクリーン探検隊


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新鑑真号2
2009/06/01 20:42

 八月二十七日

 今日は、日本を出国してから二日目である。船の旅もなかなか快適ではないか。

 ここで、新鑑真号の良いところ、及び良くないところを挙げてみたいと思います。

 まずは、良いところから。
 1 色々な国の人と仲良くなれるところ。中国人からスイス人まで。
 2 のんびりできるところ。船でのんびりとできます。というか、やることがないです。もっぱら、ほかの客と話したり、ガイドブック読んだりすることくらいしかやることないな。
 3 酒、タバコがやすいところ。新鑑真号は、中国籍の船です。従って、日本の税法は適用されないみたいですね。でも、領海にいる間に、犯罪しちゃうと日本の刑法で罰せられます。尖閣諸島とか竹島で日本の刑事法に違反したらどうなるんでしょうかね。気になります。
 4 夜空がめちゃくちゃ綺麗。夜に、デッキに出ると、三百六十度見渡す限りの星空が広がっています。地球にいるんだなーという気持ちになっちゃいます。

 次に、良くないところ
 1 中国人のマナーが良くない。説明不要ですね。でも、話すると、良い人ばかりなんですよ。
 2 シャワーの水が、海水っぽい匂いがする。海水を無理矢理に真水にしたんじゃないか、という匂いがしますね。食事にもこの水を使っているんかな。いやだ。
 3 飯がまずい。中華料理って普通美味しいでしょ?でも、ここの中華料理は、まずいです。まず、ご飯は、三日くらいジャーに入れてたんジャーないか、と疑いたくなるようなまずさ。そして、ご飯以外の食事もまずいです。だから、おれは、カップらーめんばかり食べていた。
 4 船員の差別的な対応が嫌だ。日本人に対する対応と、中国人、欧米人に対する対応は異なる。反日な感じが伝わってくるぜ。

 まあ、そんなところかな。



 朝起きて、食堂に向かう。新鑑真号は、まずい朝飯付きだ。
 食堂では、トーマスと、韓国人のショーン君(在日ではないが、日本語ペラペラの一個下)と合流、そしてあさはらさんも加わる。そしたらトーマスが。
 
 トーマス 「今日は、フレンチメンを紹介するぜ。」

 フレンチメン「。。。。。。」

 おれ「日本語喋れますか?」

 フレンチメン「喋れるよ。」

 おれ「すげー!!!」

 フレンチメン「別に。」  

 おれ「。。。。。。」


 フランス人のくせに、日本語で「別に。」って言っちゃたYO!!!
 なんか、日本人っぽいやつだなと俺は思った。彼は、二十一才。神戸大学に留学していて、上海に行ってフランスに帰るらしい。顔は、ハリーポッターで、おでこは、かなり広い。俺の勝ちだ。
 そして、五人で、飯を食う。トーマスの米の食べ方にびっくりした。まずは、米に醤油をたっぷり注ぐ。そんで、へたくそな箸使いでかき込む。見ていて笑ってしまった。米に醤油を注ぐスイス人ってのもなかなか貴重なんじゃないかな。


画像
 ピンぼけです。インターナショナルなグループ。

 飯を食った後は、いよいよやることがない。ひまだーーーーーーーーーーーーー。
 外人と喋っても、英語があんまり喋れないからさ、すぐに終わっちゃうんだよね。しかたないので、洗濯して、ガイドブック読んで、デッキでひなたぼっこしたりして夜まで時間を潰した。




 夜は、カラオケ!!!あさはらさんやトーマスたちとカラオケルームに行く。カラオケの機種はjoysoundだった。カラオケの曲検索の本のページをめくってるとあることに気づいた。それは、日本の軍歌や国歌等は、斜線が引いてあるということだった。なんか、既にここは中国なんだなと実感。でも、中国人は、愛国の歌を歌いまくってたっけ。明らかに、不平等な扱いですね。悲しいけど、これが現実。日本は、本当に中国から嫌われているんだ。
 
 

画像
 熱唱するキノシタさん。

 写真には、モザイクかけた方が、良いんかな。小さくしたから大丈夫かな。


 カラオケが終了した後は、皆で、デッキに出て、星を見ながら語り合います。何ともいえないこの感覚。明日は、皆バラバラになってしまうのに、誰もそのことは言わずに、色々なことを語り合います。スイス人トーマス、フレンチメン、明日になったら永遠の別れになるんでしょうか。遠い異国の地が彼らの住所だからです。
 人との出会いというのは本当に奇跡のようなものかもしれません。そして、二度出会ったら絶対に運命だと思います。
 ぼくは、普段生活していて特定の人と毎日顔を合わせていると、それがずっと続くような気がしてしまいます。でも、どちらかがその日に、交通事故に合って死んでしまうかもしれないし、どっか行っちゃうかもしれません。だから、毎日顔を合わせる人に対しても、これが最後かもしれないという気持ちで、その一緒にいる時間を大切に過ごすことが必要なんじゃないかなと思いました。
 
 

カテゴリ:東南アジア旅行記2008

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